とるにたらない
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重い話なので下げます
先月にも書いたけど、
やっぱりそれは「突然」なんだなあって
想像の中にしか無かったそれが遂に間近に現れることになるのも「突然」
ここ一ヶ月で、テレビとか身近とか、結構訃報を聞いたなと思う
でもやっぱりどこか他人事だったよね
今でさえもまだ実感としては横たわってない気がする
人づてに聞いただけじゃ、目にしなくちゃわかんないね
それにまだ今は訃報ではないのだし
思うのだけれども
やっぱりどんなに元気そうに見える人だって突発性の病気とかそんなものに掛かることもあるわけだし
事故に遭ったりすることだってあるわけだし
画面一つ隔てたフィルター越しの情報には触れ合っていても
生の情報が飛び込んでくるとやっぱり弱いね
身近に感じられてないんだ
身体が生きていれば心臓が動いていれば医学的には「生きている」と言うだろうけど、
目を覚ます見込みも再び自発的に動ける見込みも何も無く植物状態ですらもない
脳が死んで機械に繋がれているだけなんて
それを外すかどうかは完全に委ねられて
どうするんだろう、私だったら
考えてみてもよくわからない
やっぱり私は自分のことしか考えられない狭量な人間だなと思った
少なからずは混乱しているとは思う
混乱するとどうでもいいことばっかり考えてしまうのかな
会って何を言えばいいのかとか
涙も出ないのは薄情なのかとか
そんなことはね、正味な話どうでもいいんだよね
私が何を言ったところで、泣いたところで
何か変わることなんてないのだろうし
遅かれ早かれその日は来るし
あまり親しいとも近しいとも言えなかった
前に会ったのがいつかも覚えていない
それでももう話すことは絶対無いのだと思うと
もう、なんか
何が何だかわからない
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土曜日、お見舞いに行った。
初めて入ったICUの中は何だか苦しかった。機械が吐く呼吸の音と刺された管。階段から落ちたときのものだと言う内出血や顔の腫れは痛々しくて、私はやっぱり何も言えるはずがなかった。ただ様子を説明する話を聞きながら、見つめているばかりだった。思うところはあったはずだけれど、祖母が「よぉ頑張った」と労わるように体を撫でる姿がただ悲しくて涙を堪えて鼻をすすった。
色々なことを考えたし、限られた時間を無駄にせず過ごすことがやはり大事だと思った。いつまでも今のままじゃないということをありありと気付かされることだった。
今この追記を書いている最中、連絡があった。亡くなったとのことだった。
内心は複雑で考えることばかりだけれど、とにもかくにも、まだ暫く慌ただしい日は続くようだ。
明日迎えに行くつもりだったんだけども、うさぎは今しばらく預かっていてもらおう。
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